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「ほけんのぜんぶ」のこれからについて

約45兆円もの市場規模を持つ保険業界

現在、保険の市場は生損保合わせて約45兆円(H27年度生命保険に関する全国実態調査)あり、広告代理店市場は約6兆円、携帯電話市場約12兆円、銀行22兆円と比較すると巨大なマーケットであり、今から30年ほど前の規制緩和とともに、当社のようなベンチャー企業も参入できるようになり、今では約10万法人以上が凌ぎを削っているマーケットです。

年間45兆円のお客様がお支払する保険料のうち、約2兆円の新しい商品の買い替えの需要がある保険市場ですが、内訳を見てみると毎年国内生保はトータルで4,000億円近く減収し、逆に銀行や保険代理店経由では年間4,000億円の成長産業となっています。この機会を200年以上続くマーケットの中で、当社にとっては「200年に一度のチャンス」だと捉えていますが、今後、数年間で大きく成長を遂げるためには3つの戦略が必要だと考えています。

約45兆円もの市場規模を持つ保険業界

「ほけんのぜんぶ」の3つの戦略

パートナーシップ戦略

現在、日本には138行もの銀行(外国銀行支店除く)があり、そのうち21行が保険のテレマーケティングを始めました。
その中で、当社は11行とパートナーシップを結んでおり、引き続き高い生産性と品質を優位性として世の中の銀行、あるいは保険と(ヒト・モノ・カネ・ジョウホウ・ITの観点から)整合性が高い業種とパートナーシップを結び、テレマーケティングにとどまらず多様な展開を行って参ります。

オムニチャネル戦略(IT、AI、IoT)

タレントを活用したほけんのぜんぶのプロモーションの展開をベースに、LINE上でAIが保険の相談、提案を行うシステムを稼働、FacebookやInstagramでインフルエンサーを活用し主婦向けにバイラルマーケティングを展開。ITを駆使し新しいマーケティングの展開に力を入れ、一定規模の販売網(テレマーケティング、対面、ITによるWEB面談など)オムニチャネルを構築し、お客様との新たな出会いの機会を創出します。さらに、経営効率や収益性を高めるために、AI・RPAへの投資を行い、当社のコアコンピタンスである人財とAI、RPAをセットにしたビジネスモデルを他社へ推進します。

新商品の戦略

この数年で医療、仕事、教育、生活は大きく様変わりし、Living Anywhereの時代が到来しています。尿一滴でがん検診が可能に、近赤外線を照射するだけでがんがなくなる日もそう遠くはありません。きっとがん保険の市場は著しく減少しそれに代わって、iPS細胞の医療技術の進化により臓器移植やアンチエイジングに関わる医療費が増えていくことが考えられます。新たな保険商品が開発され、AIやロボット、IoTが急激に増えていくと、AI保険、ロボット保険の市場も加速度的に広がりと、私たち保険代理店は新商品を流通させる力があれば成長が見込めると確信しています。

「ほけんのぜんぶ」の3つの戦略

最後に

当社は、3つの戦略を実行することで、多様化するお客様のニーズをとらえ、結果的には販売効率が改善され、お客様に貢献できると確信しています。さらには、企業存続のために最も大事な顧客利益の提供と顧客保護を実現し、お客様、社会にとってかけがえのない存在へと発展することができると信じています。

また、この5年で日本国内に強力な財務基盤を確立し、更なる成長に向けて、成長率120%を目指します。さらに、この20年で、800兆円にも成長するアジア全域の保険市場にもチャレンジしていきたいと考えています。

最後になりますが、ビジョン戦略を実現するために、最も重要なコアコンピタンスは「人財」です。当社は理念の共有=プロ集団であり続けるために、会社のすべてのリソースを皆さんが保険市場で必要とされる人財へと成長していくために、惜しみなく投資していくことをお約束します。